巣箱観察-I:マイクロスコープ

ニホンミツバチ
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 マイクロスコープが到着したので、ニホンミツバチの巣箱の内部を観察したいと思います。ちょっと、その前に、ファイバーを入れる前に、巣門を開けると衝撃の光景が・・・この白っぽいのは全部死亡した、サナギか幼虫だろう。
 朝方にコンテナを裏返して、マイクロスコープの作業台代わりにしたが、そこにもあっという間に、サナギの死骸(27匹)が点々と横たわる。近づいてみると、サナギはニホンミツバチの形になる途中段階だ。

 マイクロスコープの観察結果として、
1 ニホンミツバチの総数は400-600匹程度と推測される。1000匹以上はいない。
 → 観察方法の検討必要
2 蜂球の大きさは巣を含め、15x20cm程度。
3 巣の房数は1個ないし2個と推測される
4 巣の長さは25-30cm。継ぎ箱をするかどうかは検討必要。
 →2つ目の箱の半分くらいまで巣が成長してきている
5 内部の湿度は高いだけでなく、内壁が露結している状態。
6 底板には80-100体程度のサナギの死体を確認
7 スムシの存在を示唆する黒っぽい糞は明確には確認できなかった。
 →それっぽいものはなんとなくあったけど。
8 女王蜂はスコープで確認できず。しかし、女王蜂の存在すると推測(サナギ)。

 マイクロスコープで撮影した動画はAVI形式というファイル形式なのだが、なぜかうまく私のMACでは再生できず、今はマイクロスコープ上で再生するしか方法がない。現在格闘中。写真は問題ない。