『ルリボシカミキリの青』(福岡伸一)を読んでいたら、前々から気になっていたことが説明されていた。ハチミツの殺菌作用について。
- 蜂蜜は最初は花の蜜で濃度はまだ薄い。
- 花の蜜は蜂の体内を通過すると、果糖とブドウ糖に分解され、糖の数が2倍になる。
- 更に、巣の中の蜂たちが翅を使って熱風を起こして花の蜜を濃縮する。
- その濃度はなんと80%(食塩飽和濃度が29%程度)桁違いに濃い濃度でこんな溶液は他にない。
- この濃さこそが殺菌作用を生む。
- 細菌が蜂蜜に触れた瞬間、細菌の水分が蜂蜜に吸い取られ脱水症状でたちまち死滅する。
- 傷口の化膿止めにも有効です。永遠に腐らないと言われる蜂蜜の秘密。大変興味深いです。