今更ながら、今年のイタリアン・トマトの収穫の少なさを反省している。
昨年無農薬で作ろうと思い立ったが、今年の目標の達成率は約30%と厳しい結果だった。天候もさることながら、悩まされなのは害虫。無農薬と突っ張っても栽培技術が追いつかない。以前、『守破離の思想』藤原 稜三 著を読んだときに、本業の新規事業開発のプロセスで従来技術の研究にもっと力を入れるべきだと感じていたのにだ。
従来技術の技術限界を探ることに重きを置いていた。しかし、他にも、「顧客の不満を共有する」「実験用のサンプル入手」、改善の度合いを示すための「比較用の基準データの蓄積」などの重要な目的がある。
今回は会社の仕事の経験が見事に生きなかったと反省した次第です。