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 2月10日19:00-21:30ソバージュ栽培研究会の座談会が行われた。非常に勉強になったが、その一方で自分自身の知識が不足しているため議論についていけない面が多々あった。特にBLOF理論に関しては全く理解が及ばなかった。ちょっと、勉強しないとダメだ。

  • うね間の緑肥栽培  真木さん(ヨコハチファーム)
  • ミネラル300%施肥 元木さん(鳥取県)
  • 熟成2段仕込み 田中さん(熊本県)
  • ファーティゲーションと葉面散布 永田さん(パイオニアエコサイエンス)

緑肥栽培という手法の紹介・・・夕食とぶつかり中座したが、有効なマルチの手段だと感じた

ミネラル300%施肥・・・土づくりが前提とはいえミネラル・苦土石灰の大量投入は驚きだった。栽培条件の詳細な紹介は本当に役に立つ。

熟成2段仕込み・・・長雨や日照でやられたトマトが1ヶ月で復活した写真は何より衝撃的だった。マルチの違いによる地温の差のデータは納得性が高かった。夜の気温と光合成の関係の説明とその対処(希釈酢酸)についても興味深かった。トマトの根の張り方の例が示されたが、光合成農園のトマトと比較すると課題が見えてくる。

ファーティゲーションと葉面散布・・・植物が必要とする栄養素はダイナミックに変化する。それに、うまく追従するためには、ファーティゲーション(液体肥料と灌水)と葉面散布による肥料要素のダイナミックな供給が必要だ。更に、長雨などで葉のワックス効果のクチクラ層がダメージすると害虫や病気被害が発生しやすいだけでなく、生育に必要な新芽が伸びる潤滑作用も低下する。

 光合成で生成される炭水化物の半分は根酸として根を通して土壌に戻っていくが、これを微生物がうまく分解できないと連作障害になる。これらの問題には活力剤、微量要素、アミノ酸などが有効であるとのこと。

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