今年春用に増設したニホンミツバチの巣箱は3個、そのうち1つにATOM CAM2を設置する予定。入居から越冬までの長期記録を目指す。課題は大きく2つ。
- 母家の近くには置けない。
- WiFi(4G)が飛ぶか?
- Bluetoothが届くか?
- カメラの電源の供給をどうするか?
- カメラ焦点距離が近く/遠すぎないか?
最初の母家の近くには置けないというのは、待ち箱としての制約条件だろう。すると、課題はカメラのインフラ供給問題と焦点距離問題の2点に絞られる。
まず、カメラの焦点距離問題は実験の結果、MAX4台積んでも問題ない。
次に、インフラ系、
- WiFi(4G)が飛ぶか?→4Gは畑の3/4までOK。その範囲に設置するしかない。
- Bluetoothが届くか?→遠隔接続は諦める。巣箱#1と同様
- カメラの電源の供給をどうするか?→AC電源アウトレット供給は困難。代わりにUSBモバイルバッテリー(10,000mAhなど)を使用できないか?
<モバイルバッテリー実験>
ホムセンで購入した、電熱ベスト用のUSBバッテリー(10,00mAh)を使用して、どの程度の時間持つか試してみた。
日時:2023/02/08 17:07 – 02/09 16:25 (23h18min) 24時間は持たない
場所:サンルーム内 外よりややましな気温
天気:2/8 曇り→にわか雨(夜)2/8夜半-2/9 晴れ 北風強い
<結果>
1 モバイルバッテリーでもATOM CAM2は正常動作する
2 残念ながら目標にしていた24時間の継続観察は困難
→ 電池交換が毎日ないし2日に1回必要である
3 防水機構が必要だろう
ことが判明した。今回の実感は屋内で実施したが、実際の屋外の場合は環境温度が屋内よりも過酷であることが予想されるため、更に寿命は短くなることが予想される。24時間以上の継続観察を実現するために、バッテリーの長寿命化が必要だ。以下3点の対策を実施しようと考える。
1 新たに20,000mAhのモバイルバッテリの導入
2 夜間の観察の中止
3 モバイルバッテリの防水+容易な電池交換作業の工夫