別の角度での防寒対策効果の評価として最低気温時の各防寒対策の効果を考えました。データは12/4-12/16で15,16日が氷点下でした。以下にサマリーとトレンドを示します。
防風小屋内 | 段ボール内 | 巣内底板 | 蜂球付近 | |
Max | 4.6 | 11.6 | 14.9 | 33.68 |
Min | -2.3 | 3.4 | 7.3 | 20.74 |
Ave | 1.60 | 8.05 | 11.39 | 27.42 |
防風小屋(外気温)との差分を見てみると、
防風小屋内 | 段ボール内 | 巣内底板 | 蜂球付近 | |
Max | 0 | 9.2 | 4.6 | 20.28 |
Min | 0 | 3.2 | 2.6 | 12.4 |
Ave | 0.00 | 6.62 | 3.44 | 16.14 |
<結論>
①段ボール(+コモ)の防寒効果が6.6℃程度
②段ボールから巣内底面(つまり、巣門の隙間風含む)が3.44℃
③で足し算すると、段ボールやコモと巣箱自体で約10℃程度の防寒効果
があったと測されます。
この程度の防寒をすれば、20.7℃ー33.6℃に蜂球付近は保たれると思われます。
<課題>
しかし、一体何℃をターゲットにすれば良いのだろう?今は巣内底板が氷点下にならなければいいな、ぐらいなのだけど。経験的にわかってくるのかな?